2012年8月17日金曜日

サーファーってすごい

もう20年以上も続いているお盆の決まりごととして

大学時代の先輩と毎年サーフィンに出かけている。


と、いっても

最近はもっぱら年に一度の近況報告会みたいな感じだが。。。


2人の都合のあった日の早朝出発で昼過ぎまでに帰るのがルール。

その日、波がなければビーチまでドライブして海を見て終わり。

ボードを浮かべる事もなく、「じゃぁ、また来年」という事も(よく)ある。










そんな感じなので自分を「サーファー」だとは思っていない。


サーファーなら、波があるところへ自分が動くだろうし、受身なんてありえない。

自分の日程都合で波をあてようなんて、確率が低くて当たり前だし無謀。



サーフィンというスポーツ(レジャー?)がスキーやスノボほど普及しない要因として

その不確実性っていうのは大きいと思う。

自分がたま~に楽しむ為に、あまり普及して欲しくないって気持ちもありながら、
不確実性の実害がありすぎるので歯がゆいところ。

今でこそインターネットのおかげで、ある程度の情報を得て確率を高めて移動する事が可能になったが、スキーのそれとは比べるまでもない。

天気図とタイドグラフから予想してみても、はずれることもしばしば。

湾の向き、地形、降雨量による砂のつき方・・・

すぐ隣のポイントでも、条件によって全く違う。

条件的に、波があがることは予想できても

上級者でも入れない状況(波荒れすぎ)までいっちゃったりもするし。


そこそこのレベルで楽しみたいとなると、そんな都合のいい日はほとんどない。

ましてや、自分の都合のいい1/365にあわせてなんて・・・ありえない。



そいう意味でもサーファーってすごいと思う。

多少の皮肉も込みで(笑)

波があってもなくても楽しめるメンタリティー。

サーフィンが好きで、好きで、大好きで

他の事を犠牲に出来る人じゃないと続けられないと思う。

ある意味、自己中。自分愛の強い人。

生活の中にある全ての時間を自分の為だけに使える人。

それくらい「サーフィン愛」が強くないと続けられないと思う。


これは、「トライアスロン愛」の比じゃない。

なんだかんだ言ってもトライアスロンの練習はいつでもどこでもできる。(じゃやれよ!)

始めたければ、スニーカーで走り出せばいい。(じゃ走れよ!)

スポーツクラブに行けばプールで泳いで、エアロバイク漕いで

トレッドミルで走れば3種目の練習もできる。(もうゆるして・・・)




何が言いたいかというと、ぶっちゃけ

サーファー(的な人)が羨ましい



不確実である事を承知の上で、いい波を探してサーフトリップし

一瞬の快楽の為に貴重な多くの時間を費やし、多くの犠牲を払っている。

費やした時間のわりに上達のスピードが遅くたって・・・

上手く乗れても誰も褒めてくれないけど・・・

ワガママに自分勝手に生きている姿がかっこいい。

いつかは最高の波に出会えると思っていて、それを乗りこなせると本気で思っている。

その無邪気さも羨ましい。

彼女がついて来るのなんて最初だけ。

いくら海好きの彼女でも何時間もほったらかしにされたら怒る。

しかも毎週、毎週。


それでも、やるんです。海に行くんですサーファーは。


・・・それだけ・・・魅力があるんよなぁ~


サーファー的な生き方。



なりたいなぁ~サーファー。




ん?


呑気な学生時代に戻りたいって思ってるだけか?


そんなことを考えながら海にプカプカ浮いていた2012夏(笑)







4 件のコメント:

  1. で、今年のサーフィンはいかがでした?

    これを読んでるとサーファー的な人が思い浮かびました(笑)
    うん、多分その人です・・・

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    1. ☆シゲさん
      今年は楽しめましたよ♪

      ぷぷぷっ あの人ですね(笑)
      後半はかなり意識して書きました。

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  2. 今、YUKIYさんの若かりし頃の情景が浮かんできました。
    ・・・そりゃ彼女も怒りますって(*´∀`*)

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    1. ☆中ちゃん
      いやいや、今迄見てきたサーファー達の話ですよ(汗)

      でも1回一緒に行きたいね~。
      水温が暖かいうちに行っとく?コージーは抜きで(笑)

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