2013年9月10日火曜日

2013佐渡国際トライアスロン大会 その5


トランジッションに戻り、ゆっくり・・・「よっこらしょ」(笑)

べったり座り込む。

そして、5本指ソックスを履く。

コレが毎度の事ながらなかなか履けない(泣)

アミノ酸ゼリーを摂りながらバイザーを付け

ジャージもノースリーブに着替える。

急いではいるけど、けっして慌ててはいない。

バイクで攣りそうになった脚にエアサロンパスを入念に吹きつけ

やっと重い腰を上げる。

じゃあそろそろ行きますかぁ~!!




















13時を過ぎていたが、気温は体感で28℃あるかないかってところ。

RUNに入ると多少の風は逆ににありがたい。

ずっと30℃以上で練習してきたので、脚のダメージはあるものの
かなり走りやすいコンディションだ。

まずは痛いところがないかなぁ?と探りながら走ったはずなのに

入りの1kmのラップが5”00だった。

うゎっこれはヤバイ。 落とそう。。。

でも、次のラップも5”15だった・・・。

ん?

何かがおかしいぞ。

今回のRUNはキロ6分をベースにして最後まで粘る作戦。

練習でもキロ5分半以上では走った事がない。

というより、それ以上では走れない体になっていたはずなのに。。。


しばらく走って理由がわかった。

ひとつは気温。 極端に言うと練習時より5℃以上低い。

もうひとつは、周りのスピードだった。

前を走る選手も、後ろから抜いてくる選手も何せ速い。

バイクがまぁまぁ乗れた事で、上位15%くらいの位置取りになっていた。

当然その位置にいる選手はRUNのレベルも高い(人が多い)。

何も考えずついていってしまったが、これは危険だ。

「マイペース」で行こう。

他の選手は関係ない、自分との戦いなのだ・・・


・・・と、うしろから声がかかった

!!!

レースを終えたKensack君が、ママチャリで応援に現れた!!

自分のレース直後にも関わらず、もうサポートにまわってくれている。

・・・感激。

そして、「気持ちを切らさないように!」

という心強いエールをもらった。


RUNコースは、佐渡のど真ん中、「国中平野」をT字に走るコース。

高低差はほとんどないが、その分変化が少なく変わらない景色はちょっと辛いかも。

エイドはドリンク、フード共に充実していて、中高生が大活躍。

頭から冷水をバシャバシャかけてもらってクールダウンします。

そんなエイドを何箇所か経由し10km地点に到着



















畑野AS
10km 0:58:03  5”48/km  

ココまでは完璧なペーシング。

ただ、10kmラインを超えてからいろいろ食べたり
トイレの順番待ちをしたりして時間を浪費してしまった。



15km地点くらいで、前からO山さんが来た。かなり速い。

Y「折り返しまであとちょっとですか?」

O「まだ、だ~いぶ向こう(笑)」

ガックリ↓↓↓。

実は、恥ずかしながら、何キロで折り返しになるかをいいかげんにしか
把握していなかったんです(汗)


実際17.7km地点だったのだが、言われたとおりそこまでの長いこと・・・


オイオイ、どこまで走らせるつもり?

と心が折れかけた頃に、前からfuruちゃんが来た。

まだまだ余裕の走り。RUNスタート時より差は詰まった感じながら

furuちゃんの実力と、自分のだんだん重くなっていく脚の事を考えると

もう追いつくのは無理だなと思った。

というのも、RUNに入ってから、前に見える選手に追いつく事はほとんどできなかった。

マッチ(近藤真彦ね)のチームのジャージはノーリミと同じ白赤黒のデザイン。

なんか負けたくないなと思って、ターゲットにしていたが一向に追いつかない。

むしろ離される。

落ちてくる人を捕らえるにしても、完全に歩いてしまっている人くらいしか抜くことが出来ない。

暑くないという絶好のコンディションが、走れる人は「より走れる状況」にしていた。

走れない人はそれなりに・・・ですが←コレワタクシ(泣)。

なので、脚が動いている人に追いつくことがいかに大変か・・・

抜いていく人は明らかにスピードが違うんです。

あっ!この人サブ4だなぁ~って。



























金井AS
10km~17.7km 0:51:11  6”39/km 

落ちてきました(泣)



このあたりからが辛かった。

ちょっとでも変な力のかけ方をすると攣ってしまいそうで

ほとんど脚が上がらない「スリあし」のような走り方(笑)

やっぱりバイクのダメージも残っている。

しかも、痛くなったことがない右足の足首外側、くるぶしの上あたりに激痛。

走り方が悪いのか?

いろいろ試したがどうにも痛い。

エイドで冷却スプレーを使おうとしたが

アンクルバンドが邪魔でうまく痛いところにピンポイントで吹けない。


・・・?

あれっ?

アンクルバンド締め付けすぎじゃない?(笑)


一人で苦笑いしながら

チップの位置をずらし、ゆるめに巻きなおした。


するとどうでしょう~


驚くほど快適で無痛なのです(笑)


ほんとアホです。

何キロも痛さを我慢して走ってしまった。トホホッ



2度目の折り返し手前で、再びfuruちゃんとすれ違う。

今回は、お互いに「もう駄目」という報告だけ(笑)


潟上AS
17.7km~25.6km 0:53:54  6”49/km 

ますます落ちてきました(汗)


脚が動かないなりに、止まらず走り続ける練習はやってきた。

だから、歩いてしまうことはない。

ただ、本当にスピードが上がらなくなってきた。


視線も下へ下へ・・・


足元ばっかり見て走っていたら・・・

YUKIYさんっ!!  


????


へっ?


なんと応援隊のタケちゃんだ!


これは嬉しかった。


こんなところ(28km地点くらい)まで応援に来てくれるとは・・・


ついさっきまで死にそうな顔だったはずだが

一気に生き返った感じがした。



そして、T字の分岐にはひこにゃんとたまちゃんが!!


















さすがよくわかってらっしゃる。

30km地点くらいが一番しんどいんですよ。

肉体的にも精神的にも。


今回、応援の3人には本当に助けてもらった。
時には雨に打たれながらママチャリで80kmもの距離を走っての応援。


Aタイプ、Bタイプ、 それぞれのメンバーのタイム差・・・

SWIM中止による当初予定の変更・・・・

詳しい状況がわからない中、予想して動く・・・

選手以上に疲れたんじゃないでしょうか?


応援は気持ちのブースターになります。

今回、体に力が漲るのを実感できたんですよね~

フッっと体が軽くなる感覚。

嬉しかったなぁ~




まさか動画があるとは思ってなかったけど・・・


恥ずかしいです。この走り。

もっとシャキッと走れッ!!って言いたいわぁ~

RUNもイチからやり直しですね。




この直前にはYOUさんとも会うことが出来てハイタッチ!

このコース設定では会えない可能性もあったので

ホントギリギリセーフでした。

元気そうだったので「ゴールで待ってますよ!」



残り10km地点の畑野AS、いつものようにスポドリを飲んだが、フードは取らず出発した。

するとエイドを出たとたんに両手の小指が痺れてきた。

経験的にこれはハンガーノックの症状だ。

ヤバイ。

次のエイドまで何kmだ?

・・・結果的に2kmほどだったが、この2kmはめちゃくちゃ長く感じた。

宮川WSに飛び込み塩をたっぷりつけておむすびを2個食べた。

いつもなら、この状態からの復活には時間がかかるが
不思議と数分で小指の痺れがなくなった。

何でかな?

ラッキー。今日はついている。



そして、とうとう最後のエイドまでたどりついた。

気温も下がってきて、体も冷えてきたか?
脚もガチガチで動きは悪い。

ラップも7分/kmかかってしまっている。

しかし、ラスト3.7km。これ位なら十分走りきれる距離だ。

今回もエイドでは立ち止まったりしたが、それ以外は歩きなしで
なんとか乗り切れた。

しかも、夜光タスキをもらわなかったし、真っ暗になる前に帰れそうだ。

街に近づくにつれ応援の人が多くなってくる。

一家総出で応援してくれている。

小さい子供からじいちゃんばあちゃんまで。

出来るだけ応援に応えて手を振って最後の力を振り絞る。


ゴールゲートが見えた。

23さん、たまちゃんが待っていてくれた!

左手は、たまちゃん。

右手は、23さん。

二人に高く手を挙げてもらって・・・


アストロマンになりましたぁーーー!




















ランフィニッシュ
25.6km~42.2km 2:00:36  7”16/km 

落としすぎ(泣)



ラン 4:43:44 264位/711人完走




ストップ押し忘れましたがガーミンデータです。





もうちょっとつづく・・・


2 件のコメント:

  1. そうそう、バイク速かったから周りには「ホンモノ」しかいませんでしたよね~。
    ワタシも得意なはずのランで40人に抜かれ…心折れそうでした。
    (つづき楽しみにしてます!)

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    1. ☆furuちゃん
      おつかれっす!
      いや~マジで抜かれすぎました。
      あのコンディションならせめてハーフまでは5分半で刻めないと話しになりませんでしたね。
      フォーム、練習方法を見直して…って、長い道のりですわ(汗)

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