2011年5月4日水曜日

ランニングラボから見えたもの

少し前に送られてきたランニングラボの結果。


なかなかじっくり見ることが出来なかったけど
GWに入りやっと時間が出来たので
結果報告に目を通して、いろいろ考えてみた。






これからの練習時に自分自身が意識する為にも
POINTをまとめておいたほうがよさそうなので
まずは・・・


よかった事
1.両足の筋力とバランス。













競技ランナーと比較してもほぼ最高ランクの筋力(驚)
ホンマかっ?ってくらいいい数字。 

よかった事は・・・以上(笑)  


では、悪かった事と改善POINTいってみよう!


1.着地衝撃力が大きい走り方。











分かりにくいけどピンクがブレーキ力。
緑がキック力紺がブレーキ成分の時間比


11月くらいからフラット着地(フォアフット着地)を意識
してきたけど、根本的なスキルが伴ってなかった事と
自分の脚には不向きな走り方であることが判明。


スキル
→重心から遠い位置への着地になってしまって、ふくらはぎや
アキレス腱に負担がかかり、ブレーキがかかった走りになっている。
タカさんやKENSACK君の言う着地した脚に骨盤を乗せていく
イメージには程遠い(真逆)走り方になっていた。
フラット着地と着地位置はセットで出来ていないと意味がない。




















スキル不足がフラット着地を目指そうとするとこうなります。
標準値(緑のライン内)を大きく上回る結果。
紺が右足、ピンクが左足ですが、右足なんか終わってます。


脚の特徴
→足のアーチが低いので着地衝撃の緩衝がしにくい。
特に左足は下腿角度も小さいので着地衝撃がダイレクトに伝わりやすい。
どおりで、いつも左足がやられるはずだ。。。

・・・とう事で、改善POINT

ソフトな踵着地の走り方に変える。



2.ストライドが広い

これは、重心と着地位置との関連性も深いと思う。
遠くへ着地するから当然ストライドが広くなっている。
そしてブレーキになっている。

改善POINT

少し歩幅をせばめてピッチを上げる。
重心の真下に着地するイメージを持つ。
やはり骨盤を乗せるイメージってのが重要。



3.フォームの癖













自分が思ってた以上に癖のある走り方だった(泣)

改善POINT

着地位置を近くする
着地した脚の反対側の腰を落とさない。
右足着地時のすねの傾きに注意。
右手のひじの角度と左手のひじの開き。



4.練習方法

練習内容ってのをあまり深く考えたことはなく
走った距離だけが全てだった。
まぁいわゆる「自己満足」ってやつ。
これで速くなれるわけがない。
当たり前か?でも今頃気付く。

改善POINT

AT値、RCT値を活用した練習をする



















こんなオリンピック選手がやるようなめったに出来ない測定を
してもらったので、これを使わない手はない。

①ATペースより速いランニング(RCTペース付近) 4’05/kmくらい
②ATペースもしくはATペースより少し速いランニング 4’40/kmくらい
③ATペースより遅いランニング(LSD) 5’30~6’00/kmくらい
の3つのペースでメリハリのある練習をする。

現在のATペースとRCTペースから想定される
フルマラソンのタイムは 3時間28分らしいので
今のままでも、絶対目標のサブ3.5は達成できそうだけど
もうちょっとAT値を引き上げて3時間15分くらいを目指したい。


あと・・・
筋トレとストレッチ

今回、初めて「体が硬い」って事は「筋肉が硬い」
って事なんだと知った。
よく考えれば当たり前なんだけど・・・・
てっきり、関節や筋が硬いというイメージだった。
そしてそれが肉離れなどの故障に直結していて
ストレッチが予防に必須だという事もよく分かったから。。。
毎日やろう。。。少しづつでも。



まとめは以上。



前にも書いたかも?ですが

今後一切無駄な練習はしたくない。

効率よく速くなりたい。

そして故障は絶対したくない。


自分にあった走り方と意識するPOINT、
それを実現する為の練習方法、練習量もバッチリ
理解した。

頭では・・・・。

あとはそれをどこまで実行できるかにかかっている。。。。

6 件のコメント:

  1. すごく細かくわかるんですね~。
    yukiyさんと同じく少ない練習量でいかにタイムを上げるか…がテーマなので、ラボに行ってみたくなりました。
    ただバイク代ねん出しないといけないので当分無理だな…。
    タイムが近いので結果を参考にさせていただきます!

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  2. ☆furuちゃん
    効率UPと故障予防を考えると高くないかもよ?
    多分furuちゃんは、シゲさんとyukiyの中間値
    くらいを目安に練習すればいいのでは?と思います。
    シゲさんにも聞いて見て下さいね~。

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  3. これ良いですね。
    なかなか自分の走りを客観的に見ることってできないし、イメージと現実の違いもはっきり判りますもんね。
    一度行ってみたいですね。 アシックスの神戸?

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  4. ☆タケッチさん
    アシックススポーツ工学研究所(神戸)で測定しました。
    タケッチさんレベルになると、またちょっと違った
    発見があるかもしれませんね~。

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  5. ランニングラボ、いいですね。
    やって見たいです。

    素人から見たストライドについて。
    どうも、腰が入っていない(逃げている)フォームになっているのでは。それに、ストライドを狭くすると走りが小さくなって、遅くなる可能性があります。
    松野明美は、あの体で自分の身長以上のストライドで走っていましたよ。
    まあ、難しいので、意識をストライドではなく、腰の位置及び腕振りを意識したほうがいいと思います。
    素人の考えなので間違っているかも。

    って、自分はできてないです。
    すみません。

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  6. ☆GENさん
    すっ…鋭いご指摘です(汗)
    実はこのブログを書いた後もストライドとフラット走法についてはいろいろ調べたりして、考え直していました。
    実際ストライド狭めて走るとリズムが悪いんです。

    まさにストライドは意識せず、腰の位置(重心)によって着地位置が決まり、そして結果的にフラット気味に着地している事が理想(省エネ&低負担)の走りかな?と
    しばらくは、足に負担が少ない走り方の模索が続きます。

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