2012年3月13日火曜日

京都マラソン2012「レースどすぅ~」

レース当日

5時過ぎ、まわりがゴソゴソしだしたので布団を抜け出す。

よく眠れたか?

と聞かれればそうでもないが、まぁ問題なし。


天気と寒さが心配だったが、どちらも予想以上にいい感じ。

ラッキー!!!










すぐにインスタントのとん汁にお湯を注ぎ
宿が用意してくれたおむすび2個をほおばる。

セントレアで大活躍し、今回も持参の「梅チューブ」をべっとり練りつけて
塩分、クエン酸をたっぷり体内へ。

これが、脱水と脚の痙攣を防いでくれるはずです。


水分は、マルトデキストリンたっぷりのアクエリアスをチビチビと。

スタートまでにおよそ400kcalをドリンクから取れる計算です。


他におむすびをもう一個と苺大福、ゼリーも用意していたが
前日からの馬鹿喰いで、もう無理~。


スタートまでにあとどれだけ喰えるか?

それによって背中のゼリーを2本にするか?3本にするか決めよう。
(結局大福を会場で食べて2本にした)

そして大事なイベント・・・

絶対、会場のトイレは長蛇の列だと予想されるので
無理やりにでも軽量化。

出し切った感はないが、たぶん大丈夫(笑)


6時半になり、23兄さんが宿まで迎えに来てくれた。

わざわざスタート地点の西京極まで送ってくれます。

しかもゴール後にスムーズに移動するのに都合のいいところまで
車を移動しておいてもらえるという至れりつくせりのサービスつき!


もう・・・ありえない好待遇です。



高校駅伝のゴールとしてもおなじみの西京極競技場は
既にランナーでごったがえしています。

1万5千人の参加者でこの混雑ですから、東京とかどんなん?


参加人数が多くスタート、ゴールが別の場所。

こうなると荷物を預けた後
スタートまでをレーススタイルで長時間待つ事になります。

寒い時期は大問題です。

同じ宿のサブスリーランナーは東京で失敗したから・・・
と、カッパを用意してました。

ゴミ袋をかぶっているランナーも大勢いたけど
予想より暖かく、人ごみの中に入れば大丈夫?って事で
そのまま並ぶ事に。

でも、そうは言っても寒いのでギリギリまで粘る。


そこで、ひとつ気になる事が・・・

いつものようにレースベルトにゼッケンをつけて準備してたんですが

なんかスゴイ違和感がある。

今回、CW-Xと並びメインスポンサーである京都を代表する企業、某O社。
ゼッケンにデカデカと会社名が印刷されているのだが・・・

実は、10年間勤めた会社で日々競合会社として意識し
営業力と製品の優劣でガチンコ勝負してきたライバル会社です。

言葉は悪いがはっきり言うと敵視してきた企業。

当然先方からも敵視されていたと思う。(常勝だったしね~ホンマ?)


そんな自分がこの企業名を胸につけ、走る事になるなんて・・・・

ほんと笑える。昔の同僚や後輩に写真見せたらウケルやろなぁ~。

あれだけボロカス言ってたのに・・・・って(汗)


まぁ昔のことだし~今は全く関係ないけど、10年間の刷り込みって怖いですね(笑)



そんなことを考えながら・・・

荷物をトラックに預け・・・

トイレに2度ほど行き・・・と結構いそがしい。


シゲさんは、忘れ物こそなかったけど
軽量化の長蛇の列にギリギリまで並んでました。

紙がない?!という情報もあったが、外人さんに助けていただいたそうな・・・。


んっ?

・・・アップ?

最初の3kmくらいはまともに走れない予想なので無しでOKでしょ?

って事でほとんどJOGもせず。



そしていよいよ開会式。


今日は3.11


全員で黙祷。

観客含め2万人以上の空間が一瞬にして静寂に包まれ
上空のヘリの音だけが、乾いた感じで響く。

あれからもう一年なんですね。

こうやって趣味を楽しめる事に感謝!

考えさせられる事、思う事は多いが・・・


・・・



レース詳細に戻る。


車椅子部門につづきいよいよスタート!!!



今回は予想申告タイムによりABCD・・・・と
ブロック順に並びスタートする。

自分は3時間29分59秒の申告でCブロック。
(シゲさんはBブロック)

そうなんです。

今回の目標はサブ3.5を達成すること!

サブスリー達成者は、市民ランナーの憧れの的です。

しかし、誰でもが達成できるというレベルではなく
ある程度以上の潜在能力がないと不可能なレベルだと思ってます。

身体的な能力はもちろんですが、苦しい練習を怪我なく
継続できる能力(才能)も必要になってきます。←これが一番大変。

普通のおっさんが、何とか練習の積み重ねで到達できるレベル。

その現実的な目標がサブ3.5だと思う。

また、公認コースでのサブ3.5達成者は「別府大分毎日マラソン」などの
一流選手が集う大会への出場資格を得る事が出来る。

そういういう意味でも市民ランナーの一つの大きな目標だと考えています。

キロ5分ペースを崩さなければ達成できるので一見簡単そうですが
42.195kmは甘くありません。

何度も失敗した自分が一番わかっています。


あとは、脚が終わってしんどい局面でどれだけ粘れるか?

これを宮古のRUNに活かしたい!

ってのが目的になりますね。



で、既にスタートの号砲は鳴ったはずですが・・・???



予想どおりしばらく人の壁は動かない。

ノロノロ動き始めて2分くらい?でやっとスタートラインへ。

やっと広い道路(片側4車線を両方)へ出ると丸亀ハーフよりは走れる感じ。

おっいいんじゃない?

3kmも走ればマイペースで行けるか?


ピピピッツ!ビィー! ガーミンが1km地点を知らせる。

いつもの事ながらスタートゲートからではなく、自分のスタート位置からの計測なので
実際の距離よりは早め(300Mくらい?)に到達するわけだけど6’19かかった。

希望は5分台だったけどまぁ許容範囲。

キロ5分ペースに戻すまで79秒オーバーなので・・・

4’40で4kmがんばればええか。


っなら、ボチボチ上げて行きますかぁ~



っと!!23兄さん!!!!


サプライズの檄が飛ぶ(嬉)


もっと先に移動していると思ってた。

15km地点くらいから沿道を注意して走ろうと思ってたのに
ココでいきなり応援してくれるとは・・・

気合が入りました。

1km 6’19
2km 4’44
3km 4’40
4km 4’37
5km 4’39   24’59  【0~5km】(24’59)


ハイ!戻った。

精密機械と呼んでいただいて結構ですYO!

我ながらスゴイペース感覚(笑)

もしかして調子いい?



実際には・・・

まだまだ人が多く、流れに乗ったら たまたまこのタイムだっただけ・・・(汗)



さて、ココからですが・・・

人もバラけてきて、自分のペースメイクが出来る状況。

このままこのペースを守ってもいいけど・・・

25kmまでの登りを考えると、いけるところまで突っ込みたいところ。

特にフラット&下りではブレーキをかけずに行ってまえ~。

って事で感覚的にキロ10秒上げる。


6km 4’30
7km 4’33
8km 4’31
9km 4’28
10km 4’45(登り)  47’46 【5~10km】(22’47) 


ほら!そのとおりに上げました!

すごいでしょ(笑)


脚も軽さはないけど動きは悪くない。

心配なのは木曜の夜にプールで3000M連続で泳いで
120回ものターンをした結果、脚が攣りまくり(笑)

未だにその違和感がちょっと残ることぐらい。


だから・・・というわけではないけど
10キロ地点のラップが15秒落ちている事からもわかるとおり
登りでは無理をせず、後半に脚を残す作戦。

で、登りきった11キロ地点ラップ 4’33まで戻して・・・


この感じで25kmまで行くでぇ~!!っと

調子よく4’30ペースで走っていた・・・


手元のガーミンの計測距離で11.28キロ地点までは。。。。
(あとで給水ポイント図を見ると正確には10.8キロ地点だったみたい)


何の前触れも無く・・・ほんとに突然


前のランナーが!!


いきなり止まる!!!!


なんじゃぁ~~




????????




背中にぶつかりながら何とか止まる。


????????????


3列ほど前をよく見ると・・・・

警備員が手をつなぎ、人の鎖を作って道に立ちはだかる。


「ランナー停止!!」


警備員がこの単語だけを連呼する。


はぁ?


何で?


まじかぁーーーーー↓↓↓




正式なアナウンスはなかった。


そして前のランナー達が、口々に「緊急車両」という言葉を繰り返す。


・・・そしてそんな情報の詳細が全く知らされない状態がつづき



当然ながら大ブーイング!




「運営どうなってるんやーー!責任者出せー!」

「おいおい!前代未聞やぞ!」

「注意して進むから行かせろや!」

「わざわざ九州から来て記録狙ってるんやぞ!」

「正式タイム考慮されるんやろなっ!」

「緊急車両ってどこよ?おらんやんか!」

「参加費返せ!」


もっと激しく汚い言葉も飛び交いながらみんなのイライラが募る。

他の選手も、沿道の応援の人も唖然と立ち尽くすのみ。


じっとしていると、この時間が長い・・・ 


イライラ~ブツブツ~・・・・・

思い返すと自分は「まじかぁ?」「おいおい」を
まさに念仏のように交互に唱えていたように思う(笑)


スタートブロックと現在位置から考えても
たぶん自分と同じサブ3.5以上の記録を狙っている人が多いはず


だから・・・


気持ちはわかる。


レースプランを考えながらLAPを刻んでいる人にとって
このロスは相当キツイ状況。

それもわかる。


自分も正直「あ~オレの京都マラソンは終わった」と思った。


・・・

・・・

でも人命との天秤で考えるとそれは仕方がない事。

我々にとっては趣味の一つであり、このレースに人生をかけているわけじゃない。

また次、走ればいいわけだから。

次が無い状態だから緊急車両だろ?



救急車なのか?消防車なのか?警察車両なのか?

それすらも情報が無く、わからない状態ではある。

ランナーなのか?付近の住民なのかも不明だ。

しかし、それがもし、近隣住民の方の救急搬送であったなら

その人達の普段の生活を犠牲にして、走らせてもらってるわけだし。

協力するのは当然の事。


まぁ・・・ほんとの事いうと・・・

これも・・・今だから冷静に書いているけど

恥ずかしながら、その時はギリギリ人命のところまでしか考えが至らなかった。


でも、なんとかそこまで思いつけるくらいの
冷静さが自分に残っていてホント良かったと思う。



残念ながらそこまでの冷静さと余裕がなかったんだろうけど・・・

マナーの悪い、自分勝手なヤツはどこにでもいる訳で・・・


沿道の応援の人達に紛れて、前に進むヤカラが大勢出てきた。

わざわざ逆走して沿道に出て、逃げるように走って行く者までいる。


ちぇっ。マジか?あいつら(怒)


自分の家族が乗った救急車ならどうするつもり?




そのとき、どこからか

「あいつら失格にしろーーー!!」


おっさんが叫ぶ!


ごもっとも。


大喝采。


マナー違反の選手を特定して・・・なんて無理な事はわかっている。


でも、ほんとにそんな気分。


あーー気分わるぅーーー。




ちょうど汗が出てきたところでの急停止。体も冷えていく。

そしてどんどん下がる心拍数。


長い・・・あまりに長い。


ふぅーーー。


せめて20M先に見える給水所まで行かせてもらえば
ゆっくり給水できるのに・・・

せめて1列に並んで前に行かせてくれるように出来ないものか・・・

などと考えていた。


その時かすかに「解除」って声が聞こえた。

電話で話す警備員の声だったのか?

警備員が正式に「解除」を宣言する前に前列のランナーが怒りのダッシュ!

なし崩し的にどどぉーーーと再開です。



もちっとなんとかならんか?

とは思いましたが、第1回大会であり無理なコース設定での
綱渡り的な開催なので致し方ないのかなぁ?

せめてこんな緊急時のシュミレート、もしくはマニュアル化が
周知徹底出来ていればここまでの混乱はなかったのではないでしょうか?

なんせすべてがグダグダでしたからね。

せめて、状況説明がキッチリなされるだけでも違ったとは思いますね。

まぁ何とか改善されて、大会がいい方向で存続される事を望みます。



さて、何分ロスしたんでしょうか?

体感的には5分くらいに感じたけど

12キロ地点ラップが7’57だったので・・・

残り約700mにぶつけどころの無い怒りのダッシュをかましたので
ざっと4分ってところか?(笑)


実際、走ってるときは3分くらいのロスだと想定して計算。

このロスをキロ5分ペースに戻すには・・・

4’40で、9キロか?・・・

ガビーーーン!

長い。長すぎる(汗)



でも幸いまだ12キロ地点。


あと30キロある。


少しずつコツコツ戻していこうか?


まぁ目標達成が無理でも言い訳はたっぷり出来たことだしぃ~(笑)

なんて弱い自分が何度か顔を出したけど・・・・



それじゃぁダメだ!

これを乗り越えて達成するからかっこいい!


ましてや、このマラソンは通過点。

キッチリ走って宮古に繋げる事が目的ではなかったのか?

自問自答がグルグル頭を巡る。



コース的にもアップダウンの連続区間が始まり逆に燃えてきた。


っしゃーーー!いくぞ!


逆襲開始です。

11km 4’33
12km 7’57(ランナー停止)
13km 4’24(逆襲開始!)
14km 4’33
15km 4’36  1:14’19 【10~15km】(26’33) トホホッ


前日の下見の時

意外にハードでここの走りで後半が決まるのでは?

と思っていたジェットコースター(登り基調)を逆襲ランで爆走してしまった。


当然脚を相当使った。

登りで脚を残す作戦なんか・・・忘れてました(汗)

最後ほんとに潰れるかもしれんけど今、上げなければ目標に届かない。

そう思って走った。



ちょうど、15キロ地点くらいで神出鬼没の23兄さん2度目の檄!


「1分半遅れ!!」



ありがとうございます!了解っす!(心の声ですが・・・)



たぶん23さんはランナー停止の事情を知らないので
調子が悪いか、抑えすぎだと思って心配してるだろうなぁ~



などと思いながら・・・


90秒か?

上手くいけばあと4キロぐらいで戻せるな?と。


沿道には大勢の人が応援してくれている。
自然にテンションも上がってくる

16km 4’30
17km 4’38
18km 4’29
19km 4’36
20km 4’30  1:37’02 【15~20キロ】(22’43)

ちゃんと攻めてますよねっ。


気合入れなおして比較的平坦なところをスピードアップでクリア!






















この5キロで借金(タイム)完全返済!

やったぜっ!

しかし返済急ぎすぎたか?かなり繰り上げ返済しましたね。


あとは無理して上げた分の反動で
後半垂れなければこのレース大成功なのですが・・・。


左右の脚、それぞれに不安箇所が出てきたし・・・(汗)


23キロ地点くらいから始まるこのコース最大の難関「狐坂」にやってきた。

斜度7%で50Mの高度を一気に登る。



この辺になると前から来る先を走るランナーと次々すれ違う。


えーーとっ・・・順調ならシゲさんが前から来るかもなぁ?

あの「ランナー停止」に捕まってなければそろそろ来るか?

って思っていたら、あれぇーーー?

なんとすぐ目の前にNoLimitsジャージの背中を・・・

発見してしまったぁー↓↓↓



明らかに脚が動いてません。

故障中の脚にこの坂はキツ過ぎたか?

「シゲさん、大丈夫っすか?」


「・・・もうダメ」


「・・・」


「僕も脚は終わりかけてますけど・・・」


シゲさんの実力はみんなもよく知るところ。

普通ならこんなところで自分が追いつける訳がない。

長引く故障がフォームを崩し、他の部分にも影響している感じか?


もうRUNシーズンは終わりなので、心機一転

練習は一切やめて、治療に専念して早く復活して欲しいところです。



21km 4’32
22km 4’33
23km 4’53(狐坂)
24km 4’58
25km 5’43(トンネルでGPS捕捉できず) 2:01’41【20~25キロ】(24’39)


狐坂もそれほどスピードを落とさずガシガシ登った。

ここさえクリアできれば、後は下り基調だと希望を持って・・・


さて、坂を登りきると長めのトンネル。
トンネルをレースで走るってのは、初めてでなんか新鮮。

暗闇にトンネルを埋め尽くすランナーの足音だけが響く。

ざっざっざっ・・・異次元空間のようです。(頭も疲れてきた?)


しかし問題も・・・ ガーミンがGPSを捕捉できず。

なので、24~26km地点のLAPは多分「5’43」と「3’48」の平均値で
4’45/kmくらいのペースで走ったと思われます。



26km 3’48(トンネルでGPS捕捉できず)
27km 4’57
28km 5’05
29km 4’56
30km 4’58 2:25’15 【25~30キロ】(23’44)


いやぁ~この27キロ~30キロ地点くらいまでが肉体的にも
精神的にも一番キツかった。

キロ5分をなんとか死守した感じ。

というのも肉体的には、何とかこなした狐坂の登り。

しかし、下りのダメージが想像以上に脚に来た。

特に右のお尻側、関節の上あたりの筋肉に激痛。

やべぇ~このまま走れば肉離れしちゃうよ~

こうなったら最後の手段?

指先で関節の上部の筋肉をギュゥーーーと押さえ

筋肉の動きを制限し負担を減らしながら走る。


・・・・


いやぁ~我ながら器用さに感心(笑)

なんと痛みが治まってきた。まじで(笑)


精神的にはタイム借金を返したとはいえ
少しでも油断すると目標達成が遠のくという厳しい状況に
何度も心が折れそうになった。


そんな時にタイミングよく30キロ地点くらい?


23さんから絶妙のアドバイス&激励!


「ここで粘って!」


ほんとにこの応援が一番効いたかな?


粘れって事は、タイム的には順調でこのままなら行ける


って事だなっ。


23さんの計算なので間違いないだろう。


よーしキロ5分で粘るぞっ。

31km 4’58 粘る
32km 4’59 粘る
33km 4’57 粘る
34km 5’01 まぁ粘る
35km 5’02 意地で粘る   2:50’12 【30~35キロ】(24’57)

ここも意地で精密機械っぷりを発揮です(笑)

でも、ほんと死守ですよ死守。

この区間は河川敷のコースで当初不安もあったが

河川敷への入口、出口とも緩やかなスロープだったし

土のコースが舗装路で痛めつけられた脚には嬉しかった。

一部芝生の部分もあり、あえてそこを走ったりもした。

脚は・・・いつ終わりを告げるかわかりません。

まさにそんな綱渡り状態。


36km 5’24(ゼリー補給と給水でロス?)
37km 4’56 粘る
38km 4’59 粘る
39km 5’14(やべぇ~ぞ!)
40km 4’49(意地で取り戻すw) 3:15’34 【35~40キロ】(25’22)

かなりヤバイ状態ながら何とか崖っぷちで粘る。

しかし、自分的には40キロを過ぎてまだ走れている現実に
嬉しくなってきてニヤニヤしてたと思う。

過去2大会の吉備路マラソンでは、このあたりでは完全に潰れてしまって
30M走って70M歩くのが精一杯の状態だった。

あの惨めさを思えば今は、楽しくてしょうがない。

でも・・・

体力的には限界ギリギリで自然に視線は下へ下へ・・・

と、突然「YUKIYファイト!」と激励をもらう。

おぉーーシゲさん!

シャッキーーーン!


あの状態でシゲさんもがんばっている。


うつむき加減だったが再度前を向く。


23さんからも最後のエールをもらい目標達成を確信。



ゴール地点の平安神宮の大鳥居が見えたぁ!

ラストは気持ちスピードアップして・・


ゴーーール!!!!






















41km 5’03
42km 4’59
残り0.65km(計測誤差含む) 3’18 


手元計測タイム  3:28’38 



想定外のアクシデント、予想以上のハードなコース。

すべてを乗り越え目標を達成できた!


これは自信になる。


それもすべては・・・

応援してくれた皆さん・・・

特に移動しながら絶妙のタイミングで何度も声をかけてくれた23兄さん。

一緒に参戦し、自分以上に苦しい状態ながら声をかけてくれたシゲさん。

メールやブログのコメントで応援してくれたみんな、家族。

そして、第1回の大会を成功させようとがんばってくれた
スタッフ、ボランティアのみなさんや、沿道で応援してくれた皆さん。

すべての人のおかげです。

本当にありがとうございました。



次は宮古だ。

苦しさはこんなもんじゃないだろう。

でも、これ以上の達成感や感動を味わえるかも?


って考えたら・・・


もうワクワクです!

あと一ヶ月。

しっかり準備して、最高のレースにしたいと思ってます。



データの貼り付け忘れてました。↓


詳細を表示して、ランナー停止による
スピードと、心肺が急落しているデータをお楽しみ下さい(笑)


番外編へつづく・・・

6 件のコメント:

  1. なかなかおもしろいです。番外編が楽しみ…
    YUKIYさんもスゲエけど、ガーミンもスゲエですねぇ。

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    1. ☆23さん
      ほんとにいろいろありがとうございました。
      今回の自己ベストは半分以上23さんのおかげです。
      つたない文章で伝わってないかも?ですが本音ですよ。

      あと、ガーミン。
      もうこれ無しではマラソンは走れませんね(笑)

      削除
  2. ランナー停止ってびっくりですね!
    でもアクシデントにもペース崩れずすごい!
    30㌔以降がしっかり走れていますね~。
    来シーズンは同じレースで10分台目指しましょう!

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    1. ☆furuちゃん
      ほんと、まいったよアレには・・・。

      30キロ以降はやっぱり課題が多いですわっ。
      練習方法も考え直さんと10分台は無理ですね・・・。

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  3. 目標達成おめでとうございます。
    それにしても凄いウネウネコースですね~。
    無理矢理コース設定したって感じ。確かコース設定でいろいろ揉めたって話もあったような。
    無理やりにでも大規模マラソンを開催するのがトレンドのようでそれもなんだかな~って感じですが。
    それはそうと終盤に心拍が上げれてるのはまだ脚が残っているってことですよ~
    まだまだ行ける!

    返信削除
  4. ☆タケッチさん
    何とか宮古へ繋げる事が出来ました。
    タケッチさんも今週末、是非公認サブスリーを!応援してます。

    コースは・・・かなり無理やりです(笑)
    大阪・神戸への対抗心はあると思いますが、すべての面で一番厳しいと思います。

    あらっ?脚・・・残ってるんでしょうか?まだいけますか? 精進します。

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